最近ではよく聞くテレビやニュースで聞くことがあります。
発達障害と診断された子供は60万人以上おり、1クラスの2から3人の割合で在籍しています。
発達障害とひとくくりにされていますが、同じ障害でも症状が同じということはありません。
発達障害は、大きく3つに分類されます。
自閉症スペクトラム症(ASD)、多動症(ADHD)および学習障害(LD)です。
3つの特徴について以下の通りまとめましたのでご一読ください。

自閉症スペクトラム症(ASD)

自閉症スペクトラム症(ASD)の特徴1

相手の感情を読むことが苦手なため、空気を読む力がありません。
そのため、友人関係を築くことが苦手で独りぼっちになりやすい傾向にあります。

自閉症スペクトラム症(ASD)の特徴2

特定の物事にこだわりを持ち、いつもと違う状態を嫌います。
たとえば、いつも所定の場所にしまってあるおもちゃがないとパニックを起こします。
新しい事に触れるのが苦手で、いつも通りを好みます。

自閉症スペクトラム症(ASD)の特徴3

複数の指示をされると混乱してしまいます。
一度に一つの事を進行させることはできるのですが、同時進行ができません。

自閉症スペクトラム症(ASD)の特徴4

音に敏感です。
大きな音や特定の音を異常なほど嫌がります。
たとえば、踏切の音であったり、ドライヤーの音など、なんでもないような音を嫌います。
ただし、小さいうちは大きな音が苦手な子供もいますので、一概に自閉症スペクトラム症とは言い切れません。

多動症(ADHD)

多動症(ADHD)の特徴1

集中力が長続きしません。
興味があるものにどんどん目移りし、一つのことを成し遂げるのが苦手です。
授業中でも興味があるものを見つけると、人の目を気にせずに立ち歩いたり、教室の外に出たりしてしまいます。

多動症(ADHD)の特徴2

すぐにモノをなくしたり、忘れたりします。
注意されても何度も同じことを繰り返します。
宿題を忘れたり、ノート、鉛筆を忘れるといったことを毎日繰り返してしまいます。

多動症(ADHD)の特徴3

頭の中に思いついたことを場所や空気を読まずに発言します。
まったく脈絡のないことを話したりして、周囲がついていけないこともあります。

学習障害(LD)

学習障害(LD)の特徴1

物事を順序立てて話すことが苦手です。
人に説明するときに話をまとめることができずに、思いついたことから話してしまうため、
相手にうまく伝えることができません。

学習障害(LD)の特徴2

文章を理解するのが苦手です。
本を読んでも物語の内容を理解するのに時間がかかります。

発達障害は大人でも見つかることがある

大人でも発達障害と診断される方が多くいます。
会社で、人をすぐに怒らせてしまい人間関係を築けない、仕事に意欲がわかずにすぐにやめてしまうなどの行動からひきこもりになってしまうこともあります。
心当たりがある人は、早めに病院にかかり診断してもらうことで、発達障害の特性を理解して、
自分に合った職場を見つけたり、生活の見直しを図る必要があります。

天才と発達障害

天才と呼ばれる人は幼少期から変わった人が多くいます。
例えば、アインシュタインは9歳頃までほとんど喋る事がなかったそうです。
家族は障害や知恵遅れを心配したそうですが、本人曰く話す必要がなかったから話さなかったと答えたそうです。
また、エジソンはなぜ?という好奇心が強すぎて授業を妨害したとされ、教師から見放されます。
このように、天才も現代であればADHDと診断され、普通級に進む事が出来なかったでしょう。
集団行動や協調性がないと普通でないとみなされ、はじき出されてしまいます。
しかし、天才と呼ばれる人たちは、集団行動出来ないし、協調性もありません。
ですが、天才がいないと技術は発展しませんし、国も発展しません。
日本のように資源がない国では、頭脳こそが国の発展を支えます。天才と呼ばれる変わった人をはじき出さない社会の仕組みが必要です。

発達障害は障害なのか

日本でも海外でも発達障害と診断される人が多くなってきています。
その一因としては、病名が付けられるようになった事によりますが、それだけとは思えません。
人類は、アウストラロピテクス以降進化を続けてきました。それぞれの時代に合った進化を遂げて環境に適応してきました。
もしかして発達障害も進化の過程ではないでしょうか。発達障害の人の中には、集団行動はできないけど、数学が得意だったり、絵が常人離れしたり、普通の人とは違った特技を持っています。
狩猟採集社会では、集団行動出来ないと飢え死にするしかありませんでしたが、今は違います。
進化の過程で、集団行動出来る能力を捨て、新しい能力を進化させている途中かもしれません。