日本でどれだけ引きこもりの人がいるのか

あなたの周りの引きこもりの人はいませんか?
思いつくだけでも数人いるかもしれません。
厚生労働省は引きこもり関連施策の報告書のなかで、推定23万世帯の引きこもり世帯が存在すると報告しています。
引きこもりは、一家庭の問題だけでなく日本全体の問題となっています。

引きこもりの定義

引きこもりと簡単に言いますが、引きこもりの定義とはなんでしょうか。
厚生労働省からガイドラインが出ていますので紹介します。

さまざまな要因によって自宅以外での生活の場が、長期にわたって失われている状態で、以下の2つの条件を6カ月以上満たしているもの
1)仕事や学校へ行かず自宅を中心とした生活を送っている
2)家族以外の人とほとんど交流しない
(厚生労働省ひきこもり対応ガイドライン 2003)

引きこもりになった原因と理由

引きこもりになった理由として一番多かったのは、職場になじめなかったという回答です。
不登校や大学になじめなかったという回答も多くあります。
いずれにしても人間関係が原因で引きこもりになることが多いようです。

引きこもり原因
出典:平成22年版子ども・若者白書 内閣府

引きこもらない子供に育てる

前述の引きこもりになった理由で人間関係がきちんと築けないと引きこもりになってしまうことがわかりました。
だとすると人間関係をきちんと気付ける子供に育てれば引きこもりになりにくいと考えられます。
それでは人間関係をきちんと気付ける子供に育てるにはどうしたらよいのでしょうか?

栃木県総合教育センターがまとめている間関係を築くための教師のかかわり方によると、
以下の5つの力を育てることが、重要とのことです。

1.自己を肯定できる力

2.感情に気付く力

3.表現する力

4.自己をコントロールする力

5.「聞く」力

出典:人間関係を築く力を育てるために 栃木県総合教育センター

まとめ

昔は、両親祖父母が地域社会の人たちとどのようにコミュニケーションを取っているのか、子供が見て学ぶ機会がありました。
最近では、核家族化や地域社会と関わることが少なくなり、コミュニケーションの練習の場が少なくなってきています。
コミュニケーションを学ぶ機会がないまま、社会に出ると人間関係で傷つき引きこもりになるケースが多くあります。
そのため、子供の頃から多くの人と触れ合い、大人がコミュニケーションの取り方を身をもって学ばせる必要があります。